Cryptic Shift - Visitations From Enceladus(2020)
2020年に発売されたプログレデスの中で一番良い。
今年一番聞いているのでレビュー。
イギリスの4ピースプログレデスバンド。
Blood Harvest Recordsから出た1stアルバム。
epも出していたみたいだけど、今作から知名度を爆上げしている。epではGorguts的奇妙さがマシマシな感じ?だった。
内容的にはSF的世界観を含んだオールドスクールプログレデスメタル。
SFデスメタルはここ最近割と流行り目で、bandcampでもよく見かけると思う。2019年はお腐り系デスメタルが流行っていたけど、2020年はSFデスメタルの年かな。
Cryptic Shiftの凄いところは、Gorguts的奇妙さと、Vektorの展開力・攻撃力をミックスさせてかっこよくするというバランス感覚だと思う。
きちんと耳に残るギターリフというのはBlood Incantationも感じるところではある、SFも共通してるし。何気にアルバムが4曲だけで、20分の大曲が入るのも共通点か。
もちろんPestilenceの影響も感じる。
これらの影響を感じつつ、オリジナリティがあるのがこのバンドの魅力。スラッシーな要素が他のデスメタルと差別化できているところなのかな。
ちなみに、ベースはジャコパストリアスリスペクトなベースを使っているみたい。デスメタルでこれは謎なベースだね。ちゃんとパワーある音出してるの謎。
ちなみにちなみに、メンバーの一部は別でドゥームデスメタルバンド、Slimelordをやっているみたい。Spectral VoiceをやってるBlood Incantationとの共通点多すぎるだろ!
ライブ見たいなあ。Vector復活したし、この手のSF系が増えて来るんだろうな。