大四の落書き帳

基本的にフィジカルを購入するくらい好きな音楽を紹介しています。

paranoid void-Literary Math(2017)

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Literary Math

こんにちは

概要

今回は大阪のガールズ・スリーピース・ポストロックバンド

paranoid voidLiterary Math

 

うるさいばかり聞く自分も、たまにはポストロックを聴く()

このバンドを知ったきっかけは、バカテクインストバンドIntervalsの来日公演の対バンから。

僕が見た渋谷講演では、tricotが前座だったけど、大阪公演ではparanoid voidがサポートしていたみたい。

っていう感じで、ライブでの対バンからdigってたりしている。

正直、Intervalsに共通する音像があるのかと言われると、否って感じだけど、tricotとは共通する部分がある。

digってpv見たら一発ではまったこんなバンドあるんだみたいな。

youtu.be

 

音楽性はインスト中心のポストロック。

日本の’ポストロック’というジャンルって、つまりはtoeのことを指している気がするし、やはりtoeの影響下にあると思うから、カテゴライズとして正しいのか?(つまり日本の中で完結しているだけで、海外バンドの影響を完全に無視しているのではないか?)と思うので、あまり好きではないけど、そう言うしかないよね。

まぁ、普通にポストロック。

 

アルバム

10曲34分の1stアルバム。

堅実なドラムの上に、テクいのギター・ベースが載る感じ。変拍子もましまし。

特徴的なのは、ちょこちょこ女声コーラスが入っているところ。「The女性ボーカル」って感じではなく、あくまでアクセントの一つとしてだが、耳障りじゃなくて、あくまで楽器の一つとして使っている感じで良い。

テクさが爆発する曲と静かめに進行してく曲が半々。

個人的に「ゲシュタルトの箱庭」はギター・ベースがハチャメチャでよかった。この手にしては珍しくスラップバチバチだし。

やっぱりベースが目立っていると好きだ。ベースが暴れて、ギターは浮遊感のあるフレーズとかなんで、そこらへんもこのバンドの特徴かもしれない。

「カルマの犬」は、pvにもなっているということでバランスが良くて好き。リフも耳に残るし。

自分、ポストロックあるあるの、聞いたらどの曲かわかるけど、歌えはしないなくらいの複雑さのリフ、もちろん好きだけど、それよりはこのアルバムのキャッチ―なリフのほうが好きかもしれない。珍しくサビもあって、異常にキャッチ―。

 

 

まとめ

大阪にこんなバンドいたのかという衝撃から聞いて、勢い余って好きになってしまった。

2019年にシングル2枚出しているが、こちらも路線は変更せず。タッピングフレーズをかなり取り入れてきたりと意欲作。元気な曲はないけど、おすすめ。落ち着ける。

今現在アメリカツアー中とからしくて、凄いバンドがいたもんだなと、、

ライブみたいなー

 

tricotとかcovetとかtoeとかポストロック全般好きな人にお勧め

国内だとJYOCHO(宇宙コンビニの元メンバーが結成)とかめっちゃ褒められてるけど、こっちも聞いてください。