paranoid void-Literary Math(2017)
こんにちは
概要
今回は大阪のガールズ・スリーピース・ポストロックバンド
paranoid voidのLiterary Math
うるさいばかり聞く自分も、たまにはポストロックを聴く()
このバンドを知ったきっかけは、バカテクインストバンドIntervalsの来日公演の対バンから。
僕が見た渋谷講演では、tricotが前座だったけど、大阪公演ではparanoid voidがサポートしていたみたい。
っていう感じで、ライブでの対バンからdigってたりしている。
正直、Intervalsに共通する音像があるのかと言われると、否って感じだけど、tricotとは共通する部分がある。
digってpv見たら一発ではまったこんなバンドあるんだみたいな。
音楽性はインスト中心のポストロック。
日本の’ポストロック’というジャンルって、つまりはtoeのことを指している気がするし、やはりtoeの影響下にあると思うから、カテゴライズとして正しいのか?(つまり日本の中で完結しているだけで、海外バンドの影響を完全に無視しているのではないか?)と思うので、あまり好きではないけど、そう言うしかないよね。
まぁ、普通にポストロック。
アルバム
10曲34分の1stアルバム。
堅実なドラムの上に、テクいのギター・ベースが載る感じ。変拍子もましまし。
特徴的なのは、ちょこちょこ女声コーラスが入っているところ。「The女性ボーカル」って感じではなく、あくまでアクセントの一つとしてだが、耳障りじゃなくて、あくまで楽器の一つとして使っている感じで良い。
テクさが爆発する曲と静かめに進行してく曲が半々。
個人的に「ゲシュタルトの箱庭」はギター・ベースがハチャメチャでよかった。この手にしては珍しくスラップバチバチだし。
やっぱりベースが目立っていると好きだ。ベースが暴れて、ギターは浮遊感のあるフレーズとかなんで、そこらへんもこのバンドの特徴かもしれない。
「カルマの犬」は、pvにもなっているということでバランスが良くて好き。リフも耳に残るし。
自分、ポストロックあるあるの、聞いたらどの曲かわかるけど、歌えはしないなくらいの複雑さのリフ、もちろん好きだけど、それよりはこのアルバムのキャッチ―なリフのほうが好きかもしれない。珍しくサビもあって、異常にキャッチ―。
まとめ
大阪にこんなバンドいたのかという衝撃から聞いて、勢い余って好きになってしまった。
2019年にシングル2枚出しているが、こちらも路線は変更せず。タッピングフレーズをかなり取り入れてきたりと意欲作。元気な曲はないけど、おすすめ。落ち着ける。
今現在アメリカツアー中とからしくて、凄いバンドがいたもんだなと、、
ライブみたいなー
tricotとかcovetとかtoeとかポストロック全般好きな人にお勧め
国内だとJYOCHO(宇宙コンビニの元メンバーが結成)とかめっちゃ褒められてるけど、こっちも聞いてください。